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ペットも「大切な家族」神奈川県山北町へ避難用テント等を寄贈

■ 災害時にペットと共に避難できる環境を目指して

エネルギー事業と環境事業で「世の中の役に立つ」ことを企業理念とする、イーエスジーテクノロジーズ株式会社は、災害時にペットと安心して避難できる環境づくりの一環として、神奈川県山北町に対し「ペット同伴避難専用テント」およびペット用品保管庫、ペットフード・日用品などの備蓄物資を寄贈いたしました。


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■ 東日本大震災の教訓から生まれた取り組み

この取り組みの背景には、2011年の東日本大震災の教訓があります。震災当時、多くの避難所がペットの受け入れ体制を整えておらず、ペットとともに避難したくてもできないという状況に、多くの飼い主が不安を抱えながら避難生活を送ることを余儀なくされました。

当社は「ペットも大切な家族の一員」と捉え、飼い主とペットが共に安心して避難し、安全に過ごせる場所を整備することの必要性を強く認識しました。そうした思いから、山北町との連携のもと、本寄贈に至りました。

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■ 寄贈式の実施

寄贈式は2025年5月29日に山北町役場にて執り行われ、協力者 一般社団法人自然エネルギー推進機構と、湯川裕司町長をはじめとする役場関係者とともに、今後の災害対応や地域防災の在り方についても意見を交わしました。

寄贈されたテントと保管庫は、山北町パークゴルフ場内に整備された小水力発電施設と連動し、万が一の災害時、長期の停電下でも安定して電力が供給される仕組みとなっています。これにより、避難所となる施設において、ペット同伴で避難した住民が安心して過ごすために必要な照明や空調、生活物資の利用が可能になります。

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■ 小水力発電と連携した地域避難拠点


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神奈川県山北町は、町の約9割を森林が占め、丹沢湖をはじめとする豊かな自然と水資源に恵まれた地域です。町内には清らかな小川や湧き水が至るところに見られ、「県民の水がめ」としての役割も担っています。

当社はこの自然資源を活かし、農業用水を利用した環境負荷の少ない小水力発電システムを導入。その電力を地域の防災拠点に供給することで、災害時における住民の暮らしの継続と安全確保を目指しています。

 

今回のペット避難環境整備は、こうした災害時の備えにおいて、人的被災だけでなく「心のケア」や生活の質の維持にも焦点を当

てた取り組みです。ペットと共に避難できるという選択肢があることは、飼い主の心理的安心につながるだけでなく、避難行動そのもののハードルを下げ、災害時の迅速な避難促進にもつながります。


■ 今後も持続可能な社会づくりに貢献

イーエスジーテクノロジーズ株式会社は今後も、持続可能な地域づくりと環境・エネルギー・防災の分野において、実効性のある社会貢献活動を継続してまいります。


本社団はイーエスジーテクノロジーズ株式会社などの環境関連企業を中心として、環境・教育・脱炭素・エネルギーなどの各種の企業・団体が集まり、それぞれの企業としての活動とは別に、地域社会への貢献を目的とするさまざまな公益的な活動を行っています。


 
 
 

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